■ ID | 733 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 指標異性体を用いたダイオキシン類の簡易測定法 |
■ 著者 | 蓑毛康太郎
Kotaro Minomo
埼玉県環境科学国際センター 大塚宜寿 Nobutoshi Ohtsuka 埼玉県環境科学国際センター 野尻喜好 埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第18回環境化学討論会、平成21年6月9日 |
■ 抄録・要旨 | 我々は国内におけるダイオキシン類の主な汚染源(燃焼、PCP製剤、CNP製剤、PCB製品)に由来するそれぞれのTEQを、各汚染源の指標異性体の濃度から推算する方法を報告している。また、連結カラムを用いて、これら指標異性体の濃度を1回のGC/MS測定で得る条件も見いだしている。
本研究では、より簡便な方法として、単一の分離カラム(DB-5ms)のみで分離定量できる異性体の中から指標異性体を選択し、1回のGC/MS測定でこれらの濃度を得ることで総TEQを推算する簡易測定法について検討した。
指標異性体として1,2,3,6,7,8-HxCDF、1,2,3,4,6,7,8-HpCDD、1,2,3,7,8-PeCDD、#126-PeCBおよび#105-PeCBの5種を選択し、推算式を新たに導いた。各種環境試料について本法を適用したところ、推算値は公定法による結果を良好に再現した。 |
■ キーワード | ダイオキシン類、指標異性体、TEQ、GC/MS |
| 一覧に戻る |